とりとめがない



アオイホノオ

とにかく熱い漫画を描く事で知られる漫画家 島本和彦先生の新作は、
とある芸大を舞台に、ある漫画家の卵の日々を描いた漫画でした。

その卵の名前は焔燃(ほのおもゆる)。
のちの炎尾燃(ほのおもえる、「吼えよペン」シリーズの主人公)となるであろうこの焔、
どうみても学生時代の島本和彦先生です。
最初のページにでかでかと「この漫画はフィクションである!!」と書いてあるんですけどね。
ちなみに"焔"とは熱く燃え上がる"炎"になる前の状態の火を指すそうです。

「吼えよペン」が実体験を織り交ぜたフィクションなら、「アオイホノオ」はフィクションの名のもとに好き放題描かれたノンフィクションです。
そうこれは島本版「まんが道」!!
当事の情熱あふれる大学生活がいきいきと、やたらハイテンションな島本タッチで描かれていて、大変面白い!!

当事最先端で活躍していたあだち充や高橋留美子を上から目線で言いたい放題、「今の漫画界はぬるい!!」と言い放つ大胆不敵な主人公もすごいんですが、読んでいくうちに出るわ出るわ、ビッグネームの数々。

中でも強烈なインパクトを持つのが若き日の庵野秀明。
島本和彦と庵野監督が大学時代に同期だったのは有名な話なんですが、これに出てくる庵野氏が「監督不行届」に描かれていた今の庵野監督とさほど変わらなくて笑った。

焔燃は漫画化の卵であると共に、大学生であり、オタクでした。
そうこれは80年代のオタクの大学生活をゆるく描いた、島本版「げんしけん」!!
好きなTV番組をカセットテープに録音する話とか、スターウォーズが劇場公開されたから見に行く話とか。自分達には体感できなかった当事の”熱”が伝わってきて面白いです。

巻末には10ページの庵野x島本の対談が載ってたりして。
どんだけ読みごたえあるんだ。
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by kenzy87 | 2008-02-14 00:35 | マンガ | Comments(0)
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