とりとめがない



<   2010年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧


賢い犬リリエンタールはとても面白いよ、という話。

「賢い犬リリエンタール」があまりに面白すぎるんです。
もう今週の31話は、叫びだしたいのを堪えつつ、床をバンバン叩いたり、目から体液を出したりしながら読んでました。ニヤニヤが止まらないキモい人でした。ごめんなさい。反省はしてない。


この漫画は、登場人物は皆いい人で、賢い犬がかわいくて、健気で、読んでいて癒されるハートフルコメディ・・・
でもまあ間違っていないんですが、それだけではないこの作品の魅力について書こうと思います。
「賢い犬リリエンタール」における、自分の世界を手に入れる戦い。

この物語は本当に、優しい人物ばかり出てきます。
しかし同時に、「まえは石のゆかでしたので」などの台詞に垣間見えるのは、辛辣な世界観。
もう、リリエンタールが可哀想で・・・だからこそ幸せになって欲しいし、人々の優しさがこれでもかと目頭を攻めます。
さらりと伏線を回収する上手さとか、魅力的なサブキャラ、面白い台詞回しとか他にもたくさんありますが、このギャップこそがこの漫画の最大の魅力だと思っています。
あ、これって世界名作劇場とかと同じ手口ですね・・・


この物語にはまず、賢い犬とてつこが登場します。兄はオマケです。
日野家長女、てつこはトラウマを持つひきこもりの小学生。
そのトラウマとは「みんなが私を変人扱いする・・・」というもの。
なんだそんなことと思うかもしれませんが、まだ小学生のてつこにとってはそれ以来学校に行けなくなる程のショックな出来事でした。「私は普通じゃないんだ・・・」
そんな中現われた「新しい弟」は喋る犬!?
「普通の人は犬の弟なんていない!お前なんか弟じゃない!!この犬!」


一方賢い犬のリリエンタールは生まれてからというもの、実験動物として扱われ、暗くて寒い場所に監禁されている存在でした。
これが他の漫画なら「人間に復讐してやる」となるか、心を閉ざしてしまうかするところです。
でも、リリエンタールはそうはなりませんでした。
はかせが約束してくれたから。「今がどんなにつらくても、あきらめちゃだめだよ。きみがあきらめないなら、必ず僕たちがここから出してあげる。君に本当の世界をあげるよ。」
約束どおり、はかせ=日野父に助けられ、日野家にやってきたリリエンタールには新しい世界は輝いて見えました。
優しい兄、ちょっと怖いけど優しい姉。あたたかいふとん、おいしいごはん。奇妙な友人達。あいぼう。テレビ。かっこいい自転車。。。
なんて素敵な世界・・・!!もうあんな暗くて寂しいところには戻りたくない!!わたくしは、日野家の一員になりたいのです!!


てつこだってもともとそんな性格の悪い子ではありません。むしろ優しいいい子なんです。
てつこは無邪気なリリエンタールと触れ合う内に、徐々に心を許していきますが・・・どうしても「弟が犬」という一点だけは受け入れる事ができません。
それが、中盤で訪れる「ある重大事件」をきっかけにてつこはリリエンタールを弟として受け入れはじめます。
ついにリリエンタールは優しさに包まれた輝ける世界を手に入れるのです・・・


これがファンの間では批判されがちな「リリエンタールとあんこくまじん」のエピソードです。
打ち切りと背中合わせのジャンプサバイバルレースという世界の中ではただ長いだけの悪手だったけれども、物語としてはこれ以上無い重要な話だったんです。
作者は、テコ入れで無理に話を捻じ曲げて息を伸ばすよりも、物語の質を上げる方に生き残りを賭けたのだと思います。
どちらが正解だったかはわかりません。無理にテコ入れをしても人気を盛り返す事のほうが稀だし。


物語は後半、世界を手に入れる戦いから、世界を、家族を守る戦いにシフトしていきます。
怒涛のSF展開とそれまでのすべてをぶつけてきた最終決戦。涙無しには読めません。

次号、最終回。。。?


賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス)

葦原 大介 / 集英社


[PR]
by kenzy87 | 2010-04-26 18:34 | マンガ | Comments(0)

ARABAKI ROCK FEST10 自分用タイムスケジュール

一日目
10:00~ SCOOBIE DO ARAHABAKI
11:45~ サニーデイ・サービス MICHINOKU
13:20~ OKAMOTO'S ARAHABAKI
15:10~ PE'Z ARAHABAKI
16:30~ THE PREDATORS HATAHATA
(途中から)16:50~ エレファントカシマシ MICHINOKU→途中抜け
17:20~ HiGE ARAHABAKI
(途中から)17:40~ ザ・クロマニヨンズ HATAHATA
18:50~ BOOM BOOM SATELLITES ARAHABAKI
19:30~ UA ミチノクノハルトライブ 60Times MICHINOKU
20:40~ The Birthday BAN-ETSU
23:00~ みちのくプロレス HANAGASA脇リング

二日目
10:05~ ザ50回転ズ ARAHABAKI
10:55~ 神聖かまってちゃん ARAHABAKI
11:30~ フラワーカンパニーズ MICHINOKU→途中抜け
12:00~ [Champagne] HANAGASA
12:55~ Cocco BAN-ETSU
14:00~ ストレイテナー MICHINOKU
15:10~ GO!GO!7188 ARAHABAKI
16:15~ Theピーズ ARAHABAKI→途中抜け
16:30~ 吉井和哉 MICHINOKU
17:45~ SPECIAL OTHERS HANAGASA
18:20~ the pillows BAN-ETSU→ダッシュする
18:55~ THE BACK HORN ARAHABAKI
19:30~ ARABAKI ROCK FEST.10 SUNDAY MICHINOKU PEACE SESSION MICHINOKU

最初にタイムスケジュール発表になったときにこりゃダメだって思いました。
どう考えても見たいのが同じ時間帯に被り過ぎてて多くの本命を諦めなきゃいけなくって。
でもいつまでも悩んでいても本番はやってきてしまうのでだいたいのスケジュール決めてみました。
エレカシとかひどすぎるwww
9mmとかバッファロードーターとかうつみようこさんとかロザリオスとかBAWDIESとか見たいなーー。
ザゼンも毛マリも黒猫チェルシーもシアターブルックもラブサイケデリコも勝手にしやがれもスカパラもソガバンも見たいなーー。
そのへんはいざとなったらフィーリングで・・・!
バンエツとハナガサは結構距離あるから気をつけないと。
[PR]
by kenzy87 | 2010-04-23 17:58 | 私的メモ | Comments(2)

怒髪天 in 日比谷野外音楽堂

いつもの「祭り奏でる」とは違う、刑事ドラマの音楽とともに出てきたメンバー。全員スーツ。
スモークの中、ポージングを決めるメンバー。(写真:ナタリー

何が飛び出すかと思ったら、沢田研二の「勝手にしやがれ」!!!
白い帽子をブーメランのように客席に投げる兄ィ。カッコ良過ぎて爆笑!

「ありったけのダンディズムを、君たちの心にデリバリー、的なね!」
4月とは思えない異常な寒さに見舞われ、朝には雪まで降ったこの日でしたが、昼には太陽が顔を出し、そこまでの寒さではなくなっていました。
「ホント、昨日はどうなることかと思ったね。雪って!41年ぶりだそうですよ。」

ニューアルバムから「ヤケっぱち数え歌」。楽しいコレ!いやんなっちゃう!いやんなっちゃう!
そこから「労働コーリング」、「明日をブン殴れ!」とテンションはうなぎのぼり!

「はじまりのブーツ」はグッときます・・・
歌ってる本人まで所々で感極まりすぎで、見てるほうもハラハラでした。
「ヤバイ!もう、涙腺焼ききって、血も涙もねえと言われるように」
「サムライブルー」に「ど真ん中節」ですからね!
「オレとオマエ」の存在だけはちょっと謎w

ど真ん中節、増子さんこれを歌うとき力を込め過ぎてヘロヘロになるんだけど、中盤に持ってきて大丈夫なの?どうするの?
答え→坂さんの長くて寒いMCがありましたとさ。
「マネチコ!」「あ、今のカットで」「上海蟹!」どうなのwwww
気が抜ける・・・坂さんの告知MCは笑いあり涙ありの怒髪天ライブでホッと一息つける瞬間です。

そこから後半戦、気を取り直して、ニューアルバムから「アフター5ジャングル」、定番「ドンマイビート」に「NO MUSIC, NO LIFE」に「オトナノススメ」。アラフォーロックを体いっぱいで堪能したのでした。

アンコールでは特別ゲストとして箭内道彦さんが登場。
自分は良く知らなかったのですが、トップランナーのMCのほか、桃屋のCMに怒髪天を推したり、タワレコのキャンペーンを手がけたりした人ということでした。
曲はYOU DON’T KNOWだったんだけど、箭内さんはさておき友康さんの天を突くギターがカッコよかったです・・・!

夜もふけてきて・・・「酒が足りないんじゃねぇかー!?」
きた!怒髪天といえば酒!この日の酒は「ぐでんぐでん」に「酒爆」!
楽しいな!祭りだな!

ラスト、二回目のアンコールはまさかの「サスパズレ」!
兄ィは撮影用のクレーンに乗って登場。「こわいこわいこわい!早くおろしてーーギター!」
らーーららーーらーーらーーらららーーー!
「サスパズレでグッとくるようになったら終わりだな・・・」涙目の兄ィ。
いやあサスパズレはお祭り曲だけど、普通に泣けると思いますよ!?

酒と涙と漢と怒髪天!
今の日本に必要な、かけがえのないバンドだと思います。

セットリスト
[PR]
by kenzy87 | 2010-04-20 02:10 | 音楽 | Comments(4)

5月の気になるコミック

5月6日 COPPELION 7 井上 智徳
5月8日 BTOOOM! 3 井上 淳哉
5月12日 ハレルヤオーバードライブ! 2 高田 康太郎
5月17日 大平面の小さな罪  岡崎 二郎
5月17日 capeta  22 曽田 正人
5月17日 ムダヅモ無き改革 4 大和田 秀樹
5月18日 結界師 29 田辺 イエロウ
5月18日 月光条例 9 藤田 和日郎
5月19日 幾百星霜 2 雁 須磨子
5月19日 ハチワンダイバー 15 柴田 ヨクサル
5月19日 珍遊記2~夢の印税生活編~ 3 漫☆画太郎
5月19日 PEACE MAKER 5 皆川 亮二
5月19日 惑星のさみだれ 9 水上 悟志
5月21日 ヒストリエ 6 岩明 均
5月21日 友達100人できるかな 3 とよ田 みのる
5月21日 聖☆おにいさん 5 中村 光
5月21日 ベントラーベントラー 3 野村 亮馬
5月21日 ADAMAS 4 皆川 亮二
5月27日 うさくんの脳みそやわらかい  うさくん
5月27日 デウス×マキナ 3 烏丸 渡
5月28日 MOON LIGHT MILE 20 太田垣 康男
5月28日 MOON 6 曽田 正人

5月28日 土竜(モグラ)の唄 22 高橋 のぼる
5月28日 アイアムアヒーロー 3 花沢 健吾

月刊誌系の漫画が豊作です。
岡崎二郎の新作は題名からして面白そう・・・
ベントラーベントラーが3巻で完結。いい作品でした。
うさくんの新作!短編集でもないみたい。なんだろう。
[PR]
by kenzy87 | 2010-04-15 17:58 | 私的メモ | Comments(0)

賢い犬リリエンタール(2) 葦原大介

賢い犬リリエンタールの二巻が発売されました。
スーパーうちゅうねこの話や、あんこくまじんが途中まで収録されていたりしましたが、
なんといっても紳士!紳士ウィルバーの登場です。

名刺に「紳士」とだけ書いてあるんだぜ。
ケンカも弱いし、チェスも弱い。仕事の成績はつねにビリ。
ただ、とても紳士的。
ウィットに富んだ台詞回しや、紳士的な行動のすべてが魅力的すぎます。
リリエンタールにライバル宣言をする話なんか最高。
相手が犬だからといってバカにせず、対等に接してくれる紳士、まじ紳士。かっこいい・・・

あんこくまじん編が思ったとおり途中までなのは残念だったけど、うさみちゃんやてつこの過去話、ごむぞうやさくらの活躍など、見所はたくさん!

「でも、お高いんでしょう?」
それがなんと420円とおどろきのお値打ち価格!

それだけではございません。
なんと今なら、おまけとして、リリエンタール世界の12星座表と、キャラ紹介や「組織のすべて」もおつけいたします!
「おおーー」

リリエンタールの2巻は金を出せば買える!
そういえばスペシャルサンクスに地獄のミサワが入ってました。あの事か(笑)
ミサワも「自分の名前が載っててびっくりした!」と書いてる事から察するに、勝手に宣伝してたんですかね。

賢い犬リリエンタール 2 (ジャンプコミックス)

葦原 大介 / 集英社


[PR]
by kenzy87 | 2010-04-05 19:24 | マンガ | Comments(0)

ゆらゆら帝国解散

いきなりすぎてそりゃあビックリはしたんですが、ショックはそれほどでもなく、それは理由を聞いて「ああ、そうか、そうだなー」って納得できたからだと思います。

僕は大人になってからというもの、沢山のライブに行き、色んなバンドを好きになったり、解散に涙したりしてきました。
でもそれらのバンドとは頭ひとつ飛びぬけて崇拝していたバンドがゆらゆら帝国でした。
無理やりに例えるなら浅井健一クラスが3人いるバンド、くらい大好きでした。

ライブに行く度に毎回があまりに特別すぎて、前回のほうがよかった、とか、あの曲はあのアレンジのほうが良かったな、とかそういうのが無くて。毎回がそれぞれ違う、最高のライブで。
特にここ数年、「空洞です」を発表した後のライブはあまりの完璧さにもう口をあけてポカンと見ているしかない状態でした。

だからこそ坂本さんの、もうできることはやりつくした、これ以上のものは作れない。という言葉に素直に納得できました。
ただただ、自分はそんな凄いものを何度も見ることができてああ、よかったなあと思うだけです。
過去形で語ってるけど、これからも大好きなバンドである事には変わらないし。

解散ライブが無い事はちょっと残念。
気にはなってたけど実際にライブ見たこと無い人は少なからずいたと思うんです。勿体無いなあ・・・

これで伝説がまたひとつ幕を閉じたわけですが、日本ロック界の明日はどっちだ!?
[PR]
by kenzy87 | 2010-04-02 03:32 | 音楽 | Comments(0)


おことわる!
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
CD・DVD
漫画・完結
漫画・続刊中
リンク
最新のコメント
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧