はい。偏った趣味のロック漫画紹介の続きです。
その名は
「デトロイト・メタル・シティ」!
この漫画はヤバイです。
内容はデスメタルの帝王クラウザー2世の中の人、ごく平凡な青年の根岸崇一23歳の苦悩を描いたギャグマンガです
ファック!
とりあえずページをめくってまず最初に目に飛び込んでくるのが、
俺は地獄のテロリスト
昨日は母さん犯したぜ!!
明日は父さん掘ってやる!!
サツガイせよ!サツガイせよ!
これはクラウザーさんがボーカルギターを務めるバンド、DMC(デトロイト・メタル・シティ)の名曲
「SATSUGAI」の歌詞の一部なんですがこいつぁヤベェー!
PTAには絶対に見せられない!
クラウザーさんには数々の伝説があり、
生まれた時すでに自分は危険だと気付いていたクラウザーさんは、産まれた瞬間自分を「殺してくれ」と発言したとか。
両親は幼い頃に殺してから犯したとか。
一方根岸は、母の日にカーネーションを贈るほどの心優しい青年で、オシャレなスウェディッシュポップが大好き。
休日は事務所に内緒で街頭弾き語りライブを行い、「いつか僕の曲がカルピスウォーターのCMに使われたりして」とか妄想をって
ジーザスクライスト!
なんつうギャップ!
イカれてるのはキャラクターだけではありません。
DMCの歌詞も凄いんですがDMCファンやクラウザーさんの言動がいちいち名台詞。
「まるで音楽にファックされてるようだ!」
「出たぁ!あれは"48のポリ殺し"の中の"非情なるギター"だぁ~~~!!」
「俺は音楽に感謝している。ミュージシャンにならなければ猟奇殺人者になっていたから・・・」
「タンバリンなどレイプしてくれるわ~~~」
とにかく毎回毎回名台詞が飛び出すので、ページをめくるのが楽しみでしょうが無い!
そのすばらしい言語センスには嫉妬すら覚えます。
そんなこの漫画、発売するやいなや全国の書店で売り切れ続出!
現在もDMC難民が売れ残りを求めて右往左往しているらしいです。
すぐに緊急重版がかかったので書店に並ぶ日もそう遠くないようですが。
とりあえず1人10冊買って、
全部燃やせコノヤロー!!
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地獄から「デトロイト・メタル・シティ」君臨!!(ヤマカム)
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「猫は感情にいれません」によるDMC感想