「ドラゴンヘッド」の望月峯太郎さんが描いた「万祝」が10巻、11巻同時発売で完結しました。
11巻、薄っ!10巻にまとめられそうなものなのに。
この漫画は相変わらず表紙が素敵です。
内容は現代を舞台にしたワンピースというか、宝を探す海賊の話。
宝の地図。海賊銀行。謎の怪物。嗚呼、大洋浪漫!
潜水艦やソナーやマシンガンなんかを駆使した海戦や、巨大鮫との闘い!
登場する海賊たちは、敵も味方もいかにも海賊といった、ワイルドな魅力を持った人たちばかり。みんな目をキラキラさせて馬鹿みたいな夢に命を賭けます。
覆面、カッコいい!
妙にリアリティがある世界なのに、気づいたら相当ずらされている・・・
明暗は違えど、この感覚は「ドラゴンヘッド」と似ているかもしれません。
ドラゴンヘッドのラストはあんなんだったけど、万祝は・・・
うん、最後まで万祝は万祝でした!
面白かったです!
それはそうと、この現代に海賊なんて、、って思うけど実際にいるんですよね。怖や怖や。
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万祝 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)
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海賊の掟 (新潮新書)